インフルエンザ予防接種について

インフルエンザを予防する最も有効な手段のひとつが、インフルエンザワクチンの接種です。一般的に、インフルエンザワクチンの予防効果は接種約2週間後から発揮され、5ヶ月程度持続するとされています。そのため、インフルエンザの流行が始まる前に、いち早く接種を受けられることがお勧めです。
また、インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行しますので、それに対応するためにも、予防接種は毎年受けることが重要です。

各メディアのニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今年度は一般的に流行が収まるとされている4月以降のインフルエンザが流行しており、このまま本格的なシーズンとなる12月以降に向けてさらに患者さんが増え続ける可能性も懸念されております。
インフルエンザワクチンは、感染予防だけでなく重症化予防にも効果を発揮しますので、お早めの接種をお勧めいたします。

インフルエンザ予防接種をご希望の方へ

当院では、9月25日(月)より予約受付を開始しており、10月2日(月)より接種を開始しています。インフルエンザ予防接種をご希望の方は、お問い合わせの上、お電話にてご予約ください。尚、混雑時は電話対応困難、連絡が繋がりづらくなってしまう場合などもございますので、予めご了承ください。

肺炎球菌ワクチンについて

日本人の死因第5位(厚生労働省:令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況)に挙げられる肺炎ですが、死亡された方の9割以上が65歳以上の高齢者です。また成人が肺炎を発症する原因で最も多いとされているのが肺炎球菌です。

そのため、高齢者等の肺炎球菌ワクチンの接種は定期予防接種扱いになっており、市区町村の各自治体では、同ワクチンに対する費用の一部を公費負担としています。ちなみにこの場合は、高齢者すべての方を対象としてはいません。これまで23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)を接種されている方は対象外です。詳細につきましては、柏市の公式ホームページをご覧ください。

尚、定期予防接種の対象にならない方であっても同ワクチンを接種すること自体は可能です(全額自己負担となります)。ただ再接種を希望される方で、前回の接種から5年以上が経過していない状態で受けられると接種後に注射部位より強い痛みが出るようになると言われています。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹は、これまでに水ぼうそう(水痘)に罹患したことがある方に発症する病気です。水ぼうそうの原因でもある水痘・帯状疱疹ウイルスは、体内に一度侵入すると体外に排出されることはありません。症状が治まると神経節に潜伏するようになります。

その後、加齢や過労などから免疫力が低下すると同ウイルスが活性化し、左右どちらかの神経支配領域に沿って、痛みや皮疹(紅斑、小水疱、痂疲等)がみられるようになります。皮膚症状に関しては3週間程度で治まるようになりますが、高齢者が罹患、あるいは痛みが強く出たという場合、いつまでも神経に痛みが残ることがあります。発症から3ヵ月を経過しても続く痛みのことを帯状疱疹後神経痛と言います。

こうした状態にならないよう、あらかじめ帯状疱疹を予防するために接種するのが帯状疱疹ワクチンです。対象となるのは発症率が上昇するとされる50歳以上の方としています。

あんどう内科クリニック

柏市柏1-5-4 K・SITYビル 2F

  • … 通常診療
  • … 第1・3・5水曜は診療

休診日第2・4水曜、日曜、祝日

診療時間 日祝
9:00~12:00
受付11:30迄
14:30~18:00
受付17:30迄
院長

安藤 精貴

資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医、総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会専門医、指導医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定医、認定指導医
  • 日本医師会認定産業医
所属学会
  • 日本内科学会
  • 日本糖尿病学会
  • 日本内分泌学会
診療内容 内科・糖尿病内科・内分泌内科
最寄駅 JR・東武「柏駅」より徒歩3分
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